「貧困ジャーナリズム大賞2016」 募集のご案内

<貧困ジャーナリズム大賞2016>

「反貧困ネットワーク」は、ひろがる「貧困」を最大の社会問題として位置づけ、それを解消するために活動する人間同士のネットワークです。

日本において貧困に関するジャーナリズムの関心はこれまで必ずしも高いものとはいえませんでした。ともすれば一面的、感情的、あるいは官庁発表垂れ流しの報道が繰り返され、貧困の実態に関する国民の無関心や無理解、誤解・偏見等を招いてきました。他方でイギリスをはじめとする欧州の国々では、貧困をめぐる報道は日常的に多様な形で行われています。

そこで私たちは貧困問題への理解と意識を持ち、正確にかつ継続的に報道するなど、顕著な報道活動を行ったジャーナリスト個人を対象とした「貧困ジャーナリズム大賞」を設けました。その活動を励まし、社会にもアピールする機会にしようという意図です。フリーの人でも、組織に属している人でも、実際に取材して表現する活動をする「個々のジャーナリスト」を対象とした、ささやかな賞です。

あわせて報道の成果である「記事」や「映像作品」などに一般の人たちが触れ、貧困報道への関心を高める機会にすることもこの賞の目的です。応募いただいた中から候補作品を絞り、2016年9月23日(金)18時から岩波セミナールームで、受賞者を発表し、表彰させていただくとともに受賞者を交えて貧困ジャーナリズムについての公開シンポジウムを実施する予定です。候補作品は会場で、記事コピーの閲覧や映像作品の視聴などで一般公開することを予定しています。「中央」のメディアで報道されない「地方」の貧困報道にも注目したいと考えています。

自薦・他薦を問いません。貧困報道に携わるジャーナリストたちを顕彰する「貧困ジャーナリズム大賞」にふるってご応募ください。なお、応募いただいた作品は原則として返却いたしませんが、ご了承ください。

■概要
「貧困」に関する報道の分野でめざましい活躍をみせ、世間の理解を促すことに貢献したジャーナリストたちを顕彰します。日本社会が抱える貧困の問題において、隠されていた真実を白日の下にさらしたスクープ報道、綿密な取材で社会構造の欠陥や政策の不備を訴えた調査報道、地道な努力で問題を訴え続けた継続報道などが対象です。取材される側である当事者や専門家の側から見た報道の評価を年に1度、社会に示したいと思っています。

■賞の内容
「貧困ジャーナリズム大賞 (1、2点) 賞品:賞状、反貧困グッズ
「貧困ジャーナリズム賞」(数点) 賞品:賞状、反貧困グッズ
「貧困ジャーナリズム特別賞」(1、2点) 賞品:賞状、反貧困グッズ

■締め切り
2016年8月29日(月)必着。
反貧困ネットワーク事務局まで郵送、あるいはFAX、Eメールでご応募ください。
(応募そのものはFAXやメールでも構いませんが、必ず後からでも原稿コピーなどの「現物」を添付してください。)
【郵送先】
反貧困ネットワーク事務局
〒113-0023 東京都文京区向丘1-7-8 コミュニティ・スペース「ほのぼの」内
TEL/FAX: 03-3812-3724 E-mail: office@antipoverty-network.org

■発表
入賞された方にのみご連絡を差し上げます。

■表彰式
日時: 2016年 9月23日(金)18時~20時半
場所: 岩波セミナールーム (東京都千代田区神田神保町2丁目3-1)

■応募規定
対象:
2015年9月~2016年8月までに発表された報道活動(新聞、雑誌、書籍、テレビ・ラジオ番組、インターネットなどのジャンルを含みます)。組織所属か否かは問わず「個人」(グループも可)が対象です。
応募条件:
・応募作品は、表彰式にて、一般参加者に公開(視聴・閲覧)されます。
・応募作品は、原則として返却いたしませんので、あらかじめご了承ください。

■応募用紙のダウンロード
2016貧困ジャーナリズム大賞 案内文 PDF
2016貧困ジャーナリズム大賞 応募要項 PDF
2016貧困ジャーナリズム大賞 応募用紙 PDF
2016貧困ジャーナリズム大賞 応募用紙 Word

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