「社会運動ユニオニズム研究会」さんからの投稿

  • 2018年02月10日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:お知らせ

米国の女性アクティビスト向けサマースクール(SIUW)参加報告会 in 大阪

日時:2018年3月4日(日)13:30~16:30
場所:大阪市淀川区民センター 第5会議室(阪急線十三駅徒歩7分)
   http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000016625.html
主催:文部科学省科学研究費プロジェクト「precariousな就労の質の改善に向けた連携組織の構築に関する実証的研究」
協賛:社会運動ユニオニズム研究会(一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター、明治大学労働教育メディア研究センター、Labor Now)
申込み・問合せ先:資料準備の都合上、2月28日(水)までに下記アドレスまでご一報下さい。  
         kotani.sachi(a)nihon-u.ac.jp
(a)を半角の@に置き換えて送信下さい。

※場所およびワークショップの適正人数の範囲でお申込みを受け付けます。
※性別を問わず、関心のある方のご参加・お申込みをお待ちしています。

SIUW(Summer Institute on Union Women)は、労働教育協会(UALE)の支援により全米を4地域に分け毎年夏に開催されている、5日間の参加型教育ワークショップです。カナダ・中南米からも参加しています。その目的は、労働組合やコミュニティ組織、大学で社会正義の実現に向けて活動する女性たちが、自分たちの組織でリーダーシップを果たすための知識やスキルを学ぶこと、そしてお互いを知り、経験を分かち合い、関係性を築くことです。

2016年、カリフォルニア州とニューヨーク州の最低賃金を15ドルに引き上げる条例が可決されました。この社会正義の実現はなぜ可能となったのでしょうか? その大きな理由は、各都市において、労働組合やコミュニティ組織、大学が連携し、効果的・戦略的な活動を行ったからです。しかし、そもそもなぜこのような連携が可能となったのでしょうか? その最大の理由は、SIUWのような参加型教育ワークショップにより、参加者が学び合い、経験を分かち合い、繋がり合ってきたからです。

2016年に本ワークショップに参加した私たち5名は、その経験を日本のアクティビストの皆さんとシェアしたいと考え、2016年9月に東京でワークショップを実施しました。さらに今後もこうしたワークショップを積み重ね、アクティビスト同士が癒しあい、経験を分かち合い、繋がる場を作りたいという思いが高まり、科研プロジェクトを立ち上げました。

今回のワークショップでは、関西方面の皆さまに向けて、SIUWで実施されたアイスブレイクやワークショップを紹介するとともに、特に印象深かった一つのワークショップについて、実際に皆さんと体験したいと考えています。ぜひご参加ください。

(科研プロジェクト:くりたりゅうこ・こたにさち・さときん・せやまのりこ・はしもとかよこ(五十音順))

SIUW(Summer institute on Union Women)ウェブサイト
http://www.labor.ucla.edu/get-involved/siuw/

労働教育協会(United Association of Labor Education: UALE)のウェブサイト
http://www.uale.org/

社会運動ユニオニズム研究会のサイト
http://socialmovementunionism.blogspot.jp/

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