9/6(木)「子どもの貧困」を考える連続セミナー
- 2012年08月30日
- 投稿者:反貧困ネットワーク
- カテゴリー:イベント・講座など
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク 主催
「子どもの貧困」を考える連続セミナー
第2回
日時: 9月6日(木)18:30~20:20
場所: 立教大学池袋キャンパス 12号館第1、2会議室
アクセスマップ http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/
キャンパスマップ http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
■シンポジウム
「奨学金」ココが問題!…「給費制」の「奨学金」を!
岡村 稔さん(奨学金の会事務局次長、日本学生支援機構労組書記次長)
坂本次男さん(日本高等学校教職員組合副委員長)
伴 幸生さん(首都圏なかまユニオン)
公立高校の授業料が「無償化(不徴収)」され、私立高校生には同額の 「就学支援金」が出されてなお、解決できない問題が多々あります。 高等教育(大学)の授業料まで無償とする国々があるなかで、わが国の授業料の高額ぶり、そして「奨学金」の貧弱さは国際的に 「異常な事態」と言わざるを得ません。教育が「貧困と格差」の縮小と解消の方向に向かうよう、「子どもの貧困」の連鎖を断ち切る教育に向けて、それぞれの立場から「奨学金問題」に取り組んでいる3人の方々のお話を通して、あらためて私たちの「奨学金」のあり方について考えます。
第3回
日時: 11月7日(水)18:30~20:20
場所: 立教大学池袋キャンパス 太刀川記念会館 第1・第2会議室
「大阪幼児置き去り死事件」… 裁判傍聴を通じて見えてきたこと
お話:杉山 春さん(ノンフィクションライター)
2010年夏、大阪のマンションの一室から、2人の幼児が衰弱死して発見されました。母親は風俗産業で働き、夜遊びをして50日間子どもたちを放置していたとされ、その行状への批判が渦巻きました。
> 2012年3月、母親である被告に懲役30年の重い刑が言い渡されています。裁判で分かったことは、被告の生い立ち、そして必死に「いいお母さん」をめざして子育てしていた事実でした。杉山さんは、裁判の傍聴を続け、週刊ポスト誌に3回にわたり「ふたつのネグレクト」と題した報告を書いています。やはり、育児放棄の事件を追った 『ネグレクト/真奈ちゃんはなぜ死んだか』(小学館文庫)で、小学館ノンフィクション大賞(2004)を受賞しています。「子どもの貧困」に加えて「子育ての困難」が深刻です。「子育て」を「個人」のものとせず、地域社会全体の課題として受けとめ、学び合う機会です。
第4回
日時: 12月22日(土)14:00~17:00
場所: 立教大学
若者企画/「CYCLE」の皆さんを中心に。
第5回: 1月 未定
【主催・問い合わせ】
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
http://end-childpoverty.jp