9/28(土)シンポジウム「カジノは私たちを幸せにするか?」


シンポジウム「カジノは私たちを幸せにするか?」
~東京にカジノがくるのか~
~カジノの前に考えるギャンブル依存症問題~

いよいよ、この秋の国会で、カジノ合法化に向けた本格的な審理が行われるといわれています。
一方で、我が国には、日本版簡易カジノであるパチンコが1万軒以上軒を並べ、誰しもがギャンブルに手を染めることができる環境があります。そして、そのパチンコが日々大量の依存症患者を生み続けています。パチンコというゲーミングマシンにのめり込んで、やめたいと思ってもやめられない状態になっているのは、まさにゲーミングマシン依存であり、それによって、家計、人間関係が崩壊し、心身に異常をきたし、果ては犯罪を犯したり、また、自ら死を選ぶといった社会的な問題を生じています。
パチンコによって生じているこのような問題を放置して、新たなギャンブルを合法化することに問題はないでしょうか。
ギャンブル依存症の正しい知識とその対処法、ギャンブルやゲーミングマシンが必然的に生ずる社会的な問題の理解を通して、依存症に苦しむ人々に対する支援のあり方、依存症問題に対する対策を考え、また、風雲急を告げるカジノ合法化にどう対処すべきか、議論を深めたいと思います。

日時: 2013年9月28日(土)13:30~16:30
会場: 弘済会館(東京都千代田区麹町5-1)四ツ谷駅徒歩5分
資料代: 500円、申込み不要
主催: 依存症問題対策全国会議 
お問合わせ先: 電話06-4868-8751
(依存症問題対策全国会議事務局長 弁護士吉田哲也)
<プログラム>
1 依存症で苦しんだ経験をもつご本人及びご家族の体験報告
2 パチンコ・カジノ議員アンケート集計結果発表とカジノ合法化論の情勢報告
3 「カジノは地元に何をもたらしているのか~韓国、マカオのカジノの現実」
   講師: 若宮 健 氏(作家、ジャーナリスト)
   主著「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」など、パチンコによって人生を狂わされた人たちの視点に立った著書を通じて、パチンコやカジノ、依存症の問題に積極的に発言。
4 「ギャンブル依存症って何?~その機序と回復への道のり」
   講師: 長坂和則 氏(静岡福祉大学社会福祉学部教授。精神保健福祉士・社会福祉士)
   1984年より約20年間、精神科病院・クリニックにて、ソーシャルワーカーとして勤務。精神障がい者やアルコール依存症者のリハビリテーション活動に従事。保健所におけるアディクション家族教室のファシリテーターとして支援にあたり、1999年から精神保健福祉士の養成にあたり、健康科学大学を経て、現職。

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