自主サークル「希望連帯社会研究会」さんからの投稿
- 2018年03月14日
- 投稿者:反貧困ネットワーク
- カテゴリー:お知らせ
自主サークル「希望連帯社会研究会」第3回公開研究会開催案内
-日本における地域連帯経済実践報告- 虐げられた当事者が支えあいながら「自ら仕事を起こす」
日 時 2018年3月22日(木) 17時50分~20時00分
会 場 パルシステム東新宿本部2F第一会議室 参加費 無料
◆ 講演1 中村光男氏(企業組合あうん理事)
『虐げられた当事者が支えあいながら「自ら仕事を起こす」
〇日雇い労働者の街・山谷地区にほど近い、荒川区東日暮里。住宅街の一角に、リサイクルショップ「あうん」がある。あうん結成は二〇〇二年。失業し野宿を余技なくされた元野宿生活者が力をあわせ、山谷の住民や隅田川近辺の野宿者が、その日暮らしの生活から脱する「仕事おこし」のため、一人最低一万円を出し合ってつくった企業組合です。「一日三食食べられるだけの賃金」を目標に、リサイクルショップ以外にも、頼まれた事は何でもこなす「便利屋」として事業を拡げ、現在約30名の、さまざまな理由で失業状態にあった人や、あうんでの働き方に賛同した若者や中高年達が働いています。
〇「個人が平等に労働と経営に携わり、「命」と「暮らし」を自分たちで守る共同事業を行うことを趣旨として」という言葉に協同労働の持っている根底の価値観を感じます。
◆講演2 伊藤 勲氏(認定NPO法人 やまぼうし 理事長)
『共生社会/日野モデル~共に生きるまち日野』の構築
〇やまぼうしとは
1985年に日野療護園に入居していた重度障がい者の地域活動の場としてまちの八百屋「おちかわ屋」を開店。その後も多くの市民とともに「市民版日野まちづくりマスタープラン」を作成するなど、共にいきるまちづくりに取り組み、2001年にNPO法人化、重度知的障害者生活寮の事業承継に始まり、遊休農地を活用した農あるまちづくりへの障がい者参加事業、日野市との倉沢の里山保全パートナーシップ協定の締結、就労支援事業所、生活・就労支援センター受託、平山台健康・市民支援センター内にベーカリーカフェ、食材加工場など、障がい区分に関係なく、一人ひとりが働き、暮らせることを作りだし、運営している。
〔開催団体〕 パルシステム 自主サークル「希望連帯社会研究会」
〔連絡先〕 事務局 瀬戸大作 高橋英明 参加は自由ですが事前にメール頂けると幸いです。
seto-daisaku@pal.or.jp 090-1437-3502