10/8(木)第3回子どもの貧困連続講座 「子どもの貧困」現場からの報告 -「地域の子どもを地域で見守り、地域で育てる」-
★反貧困ネットワーク*第3回子どもの貧困連続講座★
「子どもの貧困」現場からの報告
-「地域の子どもを地域で見守り、地域で育てる」-
厚生労働省は6月30日、生活保護の一歩手前の人を対象に4月から始まった生活困窮者自立支援制度の実施状況を明らかにしています。貧困家庭の子どもへの学習支援など四つの任意事業の自治体での実施率はそれぞれ2〜3割で、低い段階にとどまっています。任意事業の実施率は、学習支援33%▽就労準備支援28%▽家計相談支援23%▽一時生活支援19%という状況です。
第3回の本講座では、地域で自ら「子どもの貧困」解決の為の支援に取り組む実践者から報告頂きます。「地域の子どもを、地域が見守り、学びや暮らしを有機的に支えるネットワークをつくる」「子どもたちの学習支援や不登校児童・生徒の居場所づくりや就労支援」を地域で現場で実践している綿貫さん、栗林さんをお呼びして参加者みんなで学び考えます。当日、参加された皆さんがそれぞれの地域で、できる事、繋がる事の第一歩にしていきたいと考えています。
生活困窮者自立支援制度がスタートして6ヶ月が経過しました。現段階の自治体毎の支援事業の実際など、現状の課題を支援の実践者の立場から、自立支援制度の可能性と課題を改めて整理し、私たち自身に求められることは何か、具体的に何が出来るのか学びあいます
【日時】 2015年10月8日(木)18:20~20:45
【場所】 パルシステム連合会東新宿本部 2F 大会議室
http://www.pal.or.jp/group/map/
【主催】 反貧困ネットワーク*子どもの貧困連続講座PT
【参加費】 無料
【講師】
★綿貫公平さん(「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人、 NPO「文化学習協同ネットワーク」理事)
-「子どもの貧困構造と子どもの貧困支援のあり方を考える」-
文化学習協同ネットワークは、子どもたちの学習支援や不登校児童・生徒の居場所づくり、若者の社会参加や就労支援を行っています。
居場所の運営や就労研修を通して、たちや青年が進学・復学や働くためのスキルを学ぶだけでなく、周りの人と協同する力を育み、他者および自分への信頼を取り戻すよう応援しています。
★栗林知絵子さん「NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」代表さん
-おせっかいばさん 地域をつなぐ 豊島子どもWAKUWAKUネットワークの活動から-
豊島子どもWAKUWAKUネットワークは、池袋西口から徒歩20-30分に位置する要町地区を中心に「健康な食事が食べられる、子ども食堂」、「学習支援」、「外遊びの場」を運営。
それぞれをネットワーク化させ、子どもの貧困に気づき、地域の大人全体、あるいは専門家の力も借りて支援する、という先駆的な取り組みが注目されています。
【問い合わせ】 パルシステム生活協同組合連合会
〒169-8527 東京都新宿区 大久保2-2-6 ラクアス東新宿 ℡ 03-6233-7235
担当:瀬戸 seto-daisaku@pal.or.jp