「東京東部労組メトロコマース支部」さんからの投稿
- 2017年07月04日
- 投稿者:反貧困ネットワーク
- カテゴリー:お知らせ
7/10 東京東部労組メトロコマース支部 非正規差別なくせ裁判控訴審に集まってください!
非正規差別を容認する恥知らずの東京地裁判決を葬り去れ!東京高裁は実質審理をせよ!
東京メトロ駅売店の非正規労働者でつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が正社員との賃金差別をなくすために起こした裁判で控訴審の第1回口頭弁論が、7月10日(月)午前10時30分から東京高裁812号法廷で開かれます。その前後に裁判所前でのアピール行動と報告集会も行います。
みなさんのよってたかってのご支援をお願いします!
同支部組合員の4人が2014年5月に起こした非正規差別なくせ裁判は、今年3月に東京地裁が非正規差別を容認する不当判決を言い渡しました。正社員は「有為」(能力があること、役に立つこと)で、非正規労働者はそうではないので賃金格差があっても合理的だという差別に満ちた地裁判決を許さず、組合側は東京高裁に控訴しました。また、会社側も裁判所が唯一是正を認めた残業代の割増率の格差について控訴しました。
双方の控訴を受けた東京高裁に対して、私たちは地裁判決が非正規差別の実態をいかに見誤っているかを詳細に分析した控訴理由書を提出しました。新たな証人申請や文書提出命令申立書なども提出しました。東京高裁は、ただただ経営者の意向に寄り添った恥知らずな地裁判決に一切とらわれることなく、実質的な審理を行い、非正規差別をなくす公正判決を出すべきです。
当日は午前8時30分から1時間程度、裁判所正門前でアピール行動を行います。
第1回口頭弁論終了後は再度、裁判所正門前で裁判報告集会を行います。
非正規差別に怒るすべての労働者・労働組合は控訴審行動に集まってください!
【7/10 非正規差別なくせ裁判控訴審第1回行動スケジュール】
・08:30~ 東京高裁正門前アピール行動(1時間程度で終了予定)
・10:30~ 第1回口頭弁論(東京高裁812号法廷)
・裁判終了後 東京高裁正門前で報告集会(1時間程度で終了予定)
※ 労働組合の方はできるだけ旗を持ってご参集ください。