「フリーター全般労働組合」さんからの投稿

  • 2017年05月09日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:お知らせ

相模原障害者殺傷事件を問う講演集会!

フリーター全般労働組合生存部会主催の集会のお知らせです。

日 時:2017年5月28日(日) 開場14時半

場 所:フリーター全般労働組合事務所
渋谷区代々木4−29−4西新宿ミノシマビル2F(初台駅東口を出て、吉野屋のある交差点を吉野家角側に渡る。
吉野家とサンクスの間の遊歩道を入り、細い道を1本渡り、すべり台のある先に進む。すぐ先の右手の階段・スロープを降り、一つ目のT字路を左に曲がった左のビル)。

会 費:組合員無料、組合員以外=参加費300円、交流会費700円

第一部 15時〜18時
講 演:市野川容孝さん(社会学) 「生−権力」、相模原障害者殺傷事件と関連させて

第二部 18時半〜21時半 交流会

優生学思想-人類の優良な遺伝形質の保存・増加と劣悪な遺伝形質の淘汰を主題とする学問・思想-に基づきナチス・ドイツが進めていた「安楽死」政策は、ヒトラーによる日付のない秘密命令書「Aktion T4」(T4作戦)によって実行に移された。それはユダヤ人大虐殺(ホロコースト)の影で光をあてられてこなかった精神障害者や知的障害者、同性愛者等の大量虐殺である(T4作戦中止後も虐殺は実施され犠牲者は20万人に達した)。

2016年7月27日、容疑者Uは障害者施設「津久井やまゆり園」に侵入し、入所者を次々と殺傷した(死亡19人、重軽傷26人)。容疑者Uが衆議院議長に宛てた手紙で「保護者の疲れきった表情、施設で働いている職員の生気の欠けた瞳、日本国と世界の為と思い、居ても立っても居られずに本日行動に移した次第であります。…中略…障害者は不幸を作ることしかできません。…中略…是非、安倍晋三様のお耳に伝えて頂ければと思います」と書き綴った。

この要求は、荒唐無稽なものではない。緊縮財政、福祉削減、生保バッシング、自己責任などを旗印に台頭した新自由主義と優生学思想とのカップリングから生成した思想は、保守的道徳観の復活、治安の強化、マイノリティの権利の削減、排他的ナショナリズムを社会のすみずみまで拡張しようとしている。現代社会を覆うこの思想傾向がヘイトスピーチ・ヘイトクライムを明ら かに育んでいる。

近代的「生―権力」(M.フーコー)は、社会構成員一人一人の身体と生命に照明をあて、増大させ、増殖させる一方で、一群の人びとを死の中に廃棄する権力であるという。障害を持つものを隔絶し、収容するという排除的な社会システムとは、この近代的「生−権力」に付合する。しかし、危機的状況の中にあっても、一人一人の生を輝かせる営みは、確実に息づいている。障害者の自立生活運動の中から草の根的に育まれたパーソナルアシス
タンスというシステムやバリアフリーの運動は、人として個々人に分裂した人間を再結合するシステム運動として捉え返されなければならない。

差別者、ネオ・ナチを、徹底的に糾弾し、その登場を許してはならない。人間の生命を奪ってもよしとする思想と実践に対決する、怒れる思想と実践が何としても必要なのである。

主 催:フリーター全般労働組合生存部会

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