第36回社会運動ユニオニズム研究会 ~ジョブ型正社員で幸せになれるか?~
日時:2013年7月26日(金)18:30~21:00
場所:連合会館(旧総評会館)4階402会議室(新御茶ノ水駅・小川町駅上)
千代田区神田駿河台3―2―11
地図 http://rengokaikan.jp/access/
共催:一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター
明治大学労働教育メディア研究センター
Labor Now
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- 2013年07月08日
- 投稿者:反貧困ネットワーク
- カテゴリー:その他
6月30日に、参院選前集会「どうする日本の貧困問題」が開催されました。
開会の挨拶では、反貧困ネットワークの雨宮処凛副代表と、河添誠副代表がそろって登壇。雨宮副代表は、福島第一原発事故の関心が薄れつつある中で、低賃金で働く原発労働者の権利が守られていない。貧困の問題と原発労働の問題はつながっている。生活保護問題やブラック企業の問題なども含めて、政治家は弱者を切り捨てる方向を修正してほしいと語りました。河添副代表からは、参議院選はいろいろな争点があるが、この集会では、特に、貧困、社会保障、雇用の安定の問題などについて、各政党からの意見をうかがい議論をしたい、との挨拶がありました。
政党アピールでは、各政党からの出席者が、それぞれの思いを5分程度で語り、その後、会場からの質問に回答をしていただく形で議論がおこなわれました。(発言要旨は、この報告の最後に掲載してあります。)
閉会の挨拶では、宇都宮健児代表より、次のような感想が語られました。
今日は、これからの日本社会の方向を決める重要な論点が議論された。7月の参議院選挙は、これらの問題が参議院選挙の結果によって方向づけされる重要な選挙である。ひとりひとりの有権者、国民が関心を持って一票を投じることは、我々の重要な責任であるのではないかと思う。選挙に行っても社会は変わらないのではないか、国は変わらないのではないかと考え、投票に行かない人が増えつつあるのは、日本の民主主義にとって極めて残念なことであり、ある意味では危機的な状況であると思う。最近、本を読んでいたら「私たちは微力であっても無力ではない」という言葉と出会った。ひとりひとりは小さな力しかないが、それは無力でなくて、その微力をみんな集め、同じ方向に向けることによって、少しずつであるけど、社会を変えていけることができるのだ、という文章だった。この考え方は大切だと思う。反貧困ネットワークのメンバーひとりひとりも微力だが、無力ではない。まわりの人々に、この参議院選挙は重要な選挙だ。投票に行こうという呼びかけをしたいと思う。
【政党発言要旨など】 続きを読む