- 2017年04月22日
- 投稿者:反貧困ネットワーク
- カテゴリー:その他
プレカリアートユニオン5周年記念イベント第1弾
明日4月23日(日)14時から、ブラック企業「アリさんマークの引越社」との闘いを描く映画『アリ地獄天国(仮)』(暫定版)の上映とトークを行います。ぜひご参加ください。
日時:2017年4月23日(日)14時~16時
場所:プレカリアートユニオン組合事務所
(東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F 最寄り駅=京王新線初台駅)
https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%B5%84%E5%90%88+%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%B3/@35.682486,139.6875653,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x6018f33298f1da77:0x119f9fdf328a2123!8m2!3d35.682486!4d139.689754?shorturl=1
『アリ地獄天国(仮)』(暫定版・約50分)上映(暫定版は初上映です)
トーク
土屋トカチ(映画監督)
シュレッダー係とされているA組合員
須田光照(東京東部労働組合書記長)
原田仁希(エキタス)
参加費:無料
アリさんマークの引越社問題とは→http://www.precariat-union.or.jp/case/arisan.html
問い合わせ
残業代請求、弁償金問題、解雇、パワハラ・セクハラなど労働相談は、誰でも1人から加入できる労働組合 プレカリアートユニオン
〒151-0053 東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F
TEL03-6276-1024 FAX03-5371-5172
info@precariat-union.or.jp
※会社のPCからは相談メールを送らないでください
http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/ http://www.precariat-union.or.jp/
- 2017年04月19日
- 投稿者:反貧困ネットワーク
- カテゴリー:お知らせ
「社会保障・社会福祉は国の責任で!憲法25条を守る5・18共同集会」のお知らせ
日時:5月18日(木)
11:30 開場
12:30 開会
14:30 閉会・国会請願デモ
16:30 国会請願デモ終了(予定)
場所:日比谷野外音楽堂
以下は賛同呼び掛け文より抜粋。
さて、私たちは人間らしく生きることのできる社会保障・社会福祉制度を求めて、5月18日に日比谷野外音楽堂に集い、立場や分野を越えてつながり声をあげようと、標記集会の成功に向けて、集会実行委員会への参加と集会への賛同を広く呼びかけています。
別添集会チラシの「呼びかけ文」にありますように、安倍政権は憲法25条で規定されている国民の生存権を保障する国の責任を投げ捨て、「自己責任」と「営利化」を基本にした「社会保障解体」をすすめています。今国会で審議入りした「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案」にみられるように、市民のニーズに応えるかのように装いながら、国の責任を自治体・地域に丸投げしようとしています。
国民のいのちとくらしを守るためには、社会保障・社会福祉を国の責任で保障させなくてはなりません。
共同集会に向けて、多くの団体、個人のみなさんに集会への賛同をいただいて成功させていきたいと思います。
2017年4月吉日
集会案内チラシは
http://antipoverty-network.org/wp-content/uploads/2017/04/322de63384b4ae785bfe1d14f7f7f970.pdf
- 2017年04月14日
- 投稿者:反貧困ネットワーク
- カテゴリー:お知らせ
公正な税制を求める市民連絡会 設立2周年記念集会
誰もが支えあう税制へ ~格差社会を乗り越えるために~
日 時:5月28日(日)13:15から(13:00受付開始)
会 場:日司連会館地下ホール
東京都新宿区本塩町9番地3 TEL03-3359-4171
JR中央線・総武線 四ツ谷駅徒歩5分/東京メトロ 丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩6分
地 図:http://www.shiho-shoshi.or.jp/association/intro/accessmap.html/
資料代:1000円★事前申込不要
共 催:公正な税制を求める市民連絡会/全国青年司法書士協議会
プログラム
13:15 公正な税制を求める市民連絡会 総会
13:30 設立2周年記念集会
(1)記念講演「誰もが支えあう税制とは~普遍主義の実現に向けて」
講師 井手英策 氏(慶応大学教授)
(2)パネルディスカッション 徹底討論「普遍主義は本当に実現可能か?」
パネラー 井手 英策 氏(慶応大学教授)
稲葉 剛 氏(一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事)
宇都宮健児 氏(弁護士・公正な税制を求める市民連絡会共同代表)
赤石千衣子 氏(しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)
コーディネーター 猪股 正 氏(弁護士・公正な税制を求める市民連絡会事務局長)
16:50 終了
- 2017年04月13日
- 投稿者:反貧困ネットワーク
- カテゴリー:その他
アップルの空飛ぶ魔術―失われた2000億円余の税収―
第4回 「消された」子会社
知的財産権をアイルランド子会社に移転し、そこに利益を集中した としても、それだけではアメリカ政府の課税から逃れることはできません。
アメリカにはタックスヘイブン子会社への利益移転による課税逃れを規制するために、タックスヘイブン対策税制があります。一定の所得について、タックスヘイブン子会社に留保しても、本社に配当されたとみなして、本社の利益と合算してアメリカの税率で課税するというルールです。
前回述べたようにアップル社はアメリカ以外の国で得た利益を、アイルランド・セールス・インターナショナル(ASI)に集中しますが、ASIに集められた利益は、親会社のAOEを通じて、さらにその親会社のアップル・オペレーションズ・インターナショナル(AOI)に配当として集中します。
AOIはアップル社の海外子会社のほとんどを直接・間接に保有する持ち株会社で、ASIと同じく従業員ゼロのペーパーカンパニーです。重要事項はアメリカの本社の取締役会で決められるなど、本社の管理・支配下に置かれています。 したがって本来ならば、AOIに集中された利益は、タックスヘイブン対策税制によって、本社の利益に合算されて課税されることになります。
しかしここに登場するのが第2の魔法です。アメリカにはチェック・ザ・ボックス規制というルールがあり、申告の際に、ある子会社を課税対象である法人にするか、それとも他の法人の支店にするかの選択を認めています。支店にすることを選択すれば、その子会社間の取引は会社の内部取引とみなされ、取引がなかったものとみなされるのです。
アップル社はAOIの傘下のすべての子会社を、AOIの支店として扱うことを選択しており、その結果アメリカの課税当局からみれば、これらの子会社は存在しないことになり、子会社間の取引も消失してしまうのです。透明人間ならぬ透明企業になるのです。
チェック・ザ・ボックス規制はアメリカのタックスヘイブン対策税制の抜け穴であり、これを利用することによって、アップル社は本来なら本社の利益と合算して課税されるべきタックスヘイブン子会社の利益を、本社から見えなくし、課税を逃れているのです。
(公正な税制を求める市民連絡会 幹事・合田 寛)
公正な税制を求める市民連絡会のホームページは
http://tax-justice.com/