カテゴリー “その他 ”の記事

「教職員の働き方改革推進プロジェクト」さんからの投稿

  • 2017年05月13日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:その他

シンクタンク「教育文化総合研究所」では「教職員の自己規制と多忙化研究委員会」
を立ち上げ、小中高の教員の労働時間を調査研究する中で、学校現場では異常なほどの長時間労働が蔓延していることを知りました。

連合総研調査によると授業期間中に小学校教諭の72.9%、中学校教諭の86.9%が週60時間以上働いています。過労死認定基準の1つが2カ月ないし6カ月にわたって1カ月80時間を超える時間外労働なので、週60時間労働が継続していれば基準にあてはまります。

この長時間労働問題は、今始まったことではなく、長年の積み重ねではあります。民間労働者に関しては、36協定によって時間外労働の上限を設定して、規制する枠組みができています。もちろん、それ自身も不十分で、過労死事件が相次いだあげく、ようやく法的な上限規制を行う方向で動き出しています。

しかし、公立学校の教員に関しては、まったく上限規制がなく、かつ、「給特法」という法律によって、割増賃金の支払いを免除されているために、まったく時間管理がなされていません。その結果として、異常な長時間労働が蔓延しています。これはなんとかしなければいけないと思います。

そこで、研究者や様々な関係者と共に、呼びかけ人になり、「教職員の時間外労働にも上限規制を設けて下さい!!」キャンペーンを始めることとなりました。文科大臣と厚労大臣宛のネット署名を集めています。

ぜひ、このネット署名に賛同いただきたく要請します。以下のサイトから簡単に署名できます。そして、友人知人や関係者のみなさんへシェアいただけると幸いです。よろしくお願いします。

https://www.change.org/p/  教職員の時間外労働にも上限規制を設けて下さい!!

「全国進路指導研究会 春のセミナー:2017」のお知らせ


全国進路指導研究会 春のセミナー:2017

生きる•学ぶ•働く—子ども•青年とともに未来を拓こう!—

日 時:2017年5月14日(日)13:30〜16:30 開場13:15
場 所:都立多摩図書館 2階セミナー室① 国分寺市泉町2—2—26 042−359−4020 
   (JR中央線/西国分寺駅南口徒歩7分)
※1月末に開館/オープンしたばかりの「子どもの本」と雑誌を中心とした都立図書館です。お隣は武蔵国分寺史跡に連なる公園です。

テーマ:〜「過労死防止対策推進法」が制定されたもとで〜「過労死社会」と学校〈Ⅱ〉
 2014年「過労死等防止対策推進法」が成立しました。
 過労死/過労自殺問題を社会問題化して訴え、ご遺族とともに法制化運動の中心におられたのが、昨年結審した「電通事件(高橋まつりさん)」の原告代理人:川人博弁護士です。

 2006年の全進研大会@一橋大学(兼松講堂)にて【「過労死社会」と学校】というテーマで記念講演をしていただきました。私たちの実践に生かされており、今回は、その後の成果を得た続編となります。

 法律制定を受け、全面的に改訂されたご著書『過労自殺(第二版)』(2014年/岩波新書)の「はじめに」に、「…とくに深刻なのは、20〜30代の青年労働者の過労自殺である。きびしい就活を経て入社した若者が、つぎつぎと仕事上の過労•ストレスからうつ病など精神疾患に罹患し、ついにはいのちを断ってしまう。このような由々しい事態が業種•職種を問わず全国の職場で発生している。わが国の将来を担う若者の多くの悲しい死を前にして、私は日々暗澹たる気持ちになる。」と記されています。

 「過労死/KAROSHI」という言葉が、国際語となって久しいもとで、厚生労働省委託事業「過労死防止•労働条件に関する啓発授業が取り組まれています。
 「過労死」をなくす社会へ!学校教育/学校現場の課題と役割を見つめ直す機会です。ぜひ!

講 演:川人博さん(過労死弁護団全国連絡会議幹事長)
1978年弁護士登録、88年から「過労死110番」の活動に参加し、現在過労死弁護団全国連絡会議幹事長。著書『過労自殺』(1998/岩波新書→2014第二版)「過労死社会と日本」(花伝社)『過労死と企業の責任』(社会思想社)

実践報告:北條薫さん(都内私立高校社会科教員) 高校社会科での「働くこと/労働法制」についての授業実践から。

資料代:1000円 /学生無料 
主 催:全国進路指導研究会
連絡先 090−9145−9892
HP http://zenshinken.jimdo.com/
Email :zenshinken@hotmail.com

「東部労組 5/1メーデー」のお知らせ

  • 2017年04月26日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:その他

東部労組 5/1メーデー!

【東部労組メーデー!メトロコマース支部ストライキ都庁前アピール行動】

■集合日時:2017年5月1日(月)午後1時
■集合場所:東京都庁第一本庁舎北側・都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」A4出口(東京都新宿区西新宿2-8-1)
※JR新宿駅西口から新宿中央公園に向かう道路です。
※JR新宿駅(西口から徒歩約10分)、都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」A4出口
■連絡先:全国一般東京東部労働組合
電話 03-3604-5983
メール info@toburoso.org

メトロコマース支部のストライキ都庁前アピール行動に総結集を!
小池百合子都知事は東京メトロ・メトロコマースに非正規差別をやめさせろ!

東京メトロ駅売店の非正規労働者でつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部は5月1日メーデーにストライキに入り、東京メトロの株主である東京都・小池百合子知事に対し、経営者に非正規労働者への差別をやめさせるよう求めるアピール行動を都庁前で行います。みなさんのよってたかっての参加をお願いします!

同支部組合員は、同じ売店で同じ仕事をしているにもかかわらず、正社員との間で賃金に著しい格差が設けられています。その結果、フルタイムで働いても月の手取りが13万円台という低賃金で、何年働いても退職金は1円も支払われません。
差別によって人間の尊厳を日々傷つけられています。

こうした賃金差別をなくすため、同支部は2014年5月に労働契約法20条を使って裁判を起こし、約3年にわたり闘ってきましたが、今年3月に東京地裁は非正規差別を容認する不当判決を言い渡しました。同支部はただちに控訴し、非正規差別をなくす闘いを不屈に続けています。

同支部組合員は東京メトロの100%子会社であるメトロコマースに雇われていますが、非正規差別を含めて雇用や労働条件を実質的に決定しているのは東京メトロの経営者です。しかし、東京メトロの経営者は「非正規労働者への差別をやめろ!」の声に耳を傾けようとしません。

東京メトロの株は政府(53.4%)と東京都(46.6%)が保有しています。例年6月に株主総会が開かれます。東京メトロ駅売店の非正規労働者が差別と低賃金に苦しんでいる現状は国と東京都が率先して是正していくべき問題です。

そこで東部労組メトロコマース支部は今年のメーデーで、4回目のストライキを決行し、東京都・小池百合子知事に対し、東京メトロとメトロコマースの経営者に非正規差別をやめさせ、人間らしい生活と尊厳を確保させるよう求めるアピール行動を都庁前で実施することに決定しました。

非正規労働者への差別に怒るすべての人は総結集してください!労働組合の方々は組合旗をぜひご持参ください。みなさんのよってたかっての支援を心からお願いします!

「プレカリアートユニオン5周年記念イベント第1弾」のお知らせ

  • 2017年04月22日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:その他

プレカリアートユニオン5周年記念イベント第1弾

明日4月23日(日)14時から、ブラック企業「アリさんマークの引越社」との闘いを描く映画『アリ地獄天国(仮)』(暫定版)の上映とトークを行います。ぜひご参加ください。

日時:2017年4月23日(日)14時~16時
場所:プレカリアートユニオン組合事務所
(東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F 最寄り駅=京王新線初台駅)

https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%B5%84%E5%90%88+%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%B3/@35.682486,139.6875653,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x6018f33298f1da77:0x119f9fdf328a2123!8m2!3d35.682486!4d139.689754?shorturl=1

『アリ地獄天国(仮)』(暫定版・約50分)上映(暫定版は初上映です)
トーク
土屋トカチ(映画監督)
シュレッダー係とされているA組合員
須田光照(東京東部労働組合書記長)
原田仁希(エキタス)

参加費:無料

アリさんマークの引越社問題とは→http://www.precariat-union.or.jp/case/arisan.html

問い合わせ
残業代請求、弁償金問題、解雇、パワハラ・セクハラなど労働相談は、誰でも1人から加入できる労働組合 プレカリアートユニオン
〒151-0053 東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F
TEL03-6276-1024 FAX03-5371-5172

info@precariat-union.or.jp
※会社のPCからは相談メールを送らないでください

http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/ http://www.precariat-union.or.jp/

「公正な税制を求める市民連絡会」さんからの投稿 NO.4

  • 2017年04月13日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:その他

アップルの空飛ぶ魔術―失われた2000億円余の税収―
第4回 「消された」子会社 

知的財産権をアイルランド子会社に移転し、そこに利益を集中した としても、それだけではアメリカ政府の課税から逃れることはできません。
 アメリカにはタックスヘイブン子会社への利益移転による課税逃れを規制するために、タックスヘイブン対策税制があります。一定の所得について、タックスヘイブン子会社に留保しても、本社に配当されたとみなして、本社の利益と合算してアメリカの税率で課税するというルールです。
 前回述べたようにアップル社はアメリカ以外の国で得た利益を、アイルランド・セールス・インターナショナル(ASI)に集中しますが、ASIに集められた利益は、親会社のAOEを通じて、さらにその親会社のアップル・オペレーションズ・インターナショナル(AOI)に配当として集中します。
 AOIはアップル社の海外子会社のほとんどを直接・間接に保有する持ち株会社で、ASIと同じく従業員ゼロのペーパーカンパニーです。重要事項はアメリカの本社の取締役会で決められるなど、本社の管理・支配下に置かれています。 したがって本来ならば、AOIに集中された利益は、タックスヘイブン対策税制によって、本社の利益に合算されて課税されることになります。
 しかしここに登場するのが第2の魔法です。アメリカにはチェック・ザ・ボックス規制というルールがあり、申告の際に、ある子会社を課税対象である法人にするか、それとも他の法人の支店にするかの選択を認めています。支店にすることを選択すれば、その子会社間の取引は会社の内部取引とみなされ、取引がなかったものとみなされるのです。
 アップル社はAOIの傘下のすべての子会社を、AOIの支店として扱うことを選択しており、その結果アメリカの課税当局からみれば、これらの子会社は存在しないことになり、子会社間の取引も消失してしまうのです。透明人間ならぬ透明企業になるのです。
 チェック・ザ・ボックス規制はアメリカのタックスヘイブン対策税制の抜け穴であり、これを利用することによって、アップル社は本来なら本社の利益と合算して課税されるべきタックスヘイブン子会社の利益を、本社から見えなくし、課税を逃れているのです。
                                     (公正な税制を求める市民連絡会 幹事・合田 寛)
公正な税制を求める市民連絡会のホームページは
http://tax-justice.com/

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