北九州市餓死事件に関する声明
- 2007年07月26日
- 投稿者:反貧困ネットワーク
- カテゴリー:声明・提言
反貧困ネットワーク準備会(代表:弁護士 宇都宮健児)
連絡先:湯浅誠(事務局長)
これはもう「殺人」ではないだろうか?
すでに報道されている通り、亡くなった52歳男性は、生活保護を受けていた。そして、生きていける見込みのないまま、放り出されて(廃止されて)いた。
北九州市は、「辞退届が出たから廃止した」と言っている。それは、誰も見えないところでこっそり、とにかく本人に辞退届を書かせてしまえば、行政の責任はすべて免責されるものと思い込んでいるかのようである。人々をさんざん追い返しておきながら、「申請する意思がなかったから開始しなかった」と開き直る北九州市が、まさに言いそうなことではある。
続きを読む