貧困率についての声明(2011/7/20)
- 2011年07月20日
- 投稿者:反貧困ネットワーク
- カテゴリー:声明・提言
2011年7月20日
反貧困ネットワーク
(代表 宇都宮健児)
2009年10月、政権交代直後の厚労省が初めて発表した相対的貧困率は、それぞれ15.7%、14.2%だった。それぞれ0.3%、1.5%の上昇であり、特に子どもの貧困率の上昇幅が著しく、相対的貧困状態にある子どもの数は3年間で約23万人も増加したことになる。
この結果は、厚労省が3年に一度行う国民生活基礎調査(大規模調査)のデータに基づいており、今回発表されたデータは2009年1~12月の所得に基づいている。前回調査の根拠データは2006年1~12月だった。
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