私たちは広がる“貧困”に、もうガマンできません。

「いのちのとりで裁判全国アクション」さんからの投稿

  • 2017年10月17日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:お知らせ

【集会タイトル】「ガマンくらべを終わらせよう。  ~生活保護でも大学に!下げるな!上げろ!生活保護基準」

来年度に向けて生活保護の基準改定が部会で議論されています。5年前の改定の際には、基準部会での結論とは全くかけ離れた形で基準の引き下げが行なわれましたが、今回も、母子加算の削減など子どものいる世帯などの基準の引き下げが懸念されています。生活保護世帯の子どもの大学等への進学を認めるべきだとの世論も高まる中、大学進学も認めず保護基準を引き下げたのでは、貧困の連鎖が強まる一方です。道理のない保護基準引下げを許さず、誰もが「健康で文化的な生活」をおくることができるよう、私たちの声を国会に届けましょう!


【日時】11月15日(水)12時半~14時半

【場所】参議院議員会館講堂

【概要】

司会:雨宮処凛さん(作家)・稲葉剛さん(住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人)

基調講演「憲法25条が保障する生存権と生活保護基準引下げ(仮)」:木村草太さん(首都大学東京大学院教授)

特別報告「生活保護世帯の大学生の現状と課題~堺市実態調査から」:桜井啓太さん(名古屋市立大学講師、元堺市CW)

基調報告「生活保護基準部会での議論の状況」:田川英信さん(いのちのとりで裁判全国アクション事務局)

当事者・支援者の声

・子どもの専門学校進学で「世帯分離」された母子世帯の方

・生活保護を利用する高齢世帯、障がい世帯、母子世帯等の方々

【主催団体】いのちのとりで裁判全国アクション

チラシは以下でご確認ください。


171115 ガマンくらべ院内集会 (1)




 

 



 

「社会運動ユニオニズム研究会」さんからの投稿

  • 2017年10月16日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:お知らせ

11月の社会運動ユニオニズム研究会のご案内です。11月14日に、レイバー・ノーツの創設者の一人ジェーン・スロータさんを講師に、社会運動ユニオニズム研究会「レイバー・ノーツの歴史とアメリカ労働運動」を開催します。ご関心ある方は是非ご参加下さい。

詳しくは以下をご覧下さい。

第72回社会運動ユニオニズム研究会
日時:2017年11月14日(火)18:30-21:00
場所:連合会館402会議室(御茶ノ水)
地図 http://rengokaikan.jp/access/
報告:レイバー・ノーツの歴史とアメリカ労働運動
ジェーン・スロータさん(レイバー・ノーツの共同創設者、初代編集長)
主催:一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター/法政大学大学院フェアレイバー研究所
明治大学労働教育メディア研究センター/Labor Now

参加申込み:資料準備の都合上、参加をご希望の方は11月12日までに下記アドレスまでご一報下さい。
b071429k(at)r.hit-u.ac.jp  (at)を@に置き換えて送信下さい。

11月に『レイバー・ノーツ』の共同創設者であるジェーン・スロータさんが来日されます。『レイバー・ノーツ』は月刊誌(1979年創刊)であるだけでなく、アメリカ労働運動の改革派として、1000人規模の隔年大会を開催し、交流や労働者教育をはじめ、労働運動の改革のために様々な活動を行ってきました。次回研究会では、スロータさんを講師に「レイバー・ノーツの歴史とアメリカ労働運動」をテーマに報告いただき、40年のレイバー・ノーツの歴史を振り返りながら、労働運動改革の方向について、一緒に議論したいと思います。ご関心ある方は是非ご参加下さい。

社会運動ユニオニズム研究会
https://socialmovementunionism.blogspot.com/
==========
講師紹介
◇ジェーン・スロータ Jane Slaughter
GMの自動車工場で働き、全米自動車労組UAW組合員として活動。その後、1979年にレイバー・ノーツの創設に関わり、初代編集長。多くの本を書き、現在も政策委員としてレイバー・ノーツ に関わり、講師として労働者教育に携わっている。

◇レイバー・ノーツ紹介
1.レイバー・ノーツとは
レイバー・ノーツ(Labor Notes)とはNPO法人Labor Education and Research Project(労働教育調査プロジェクト)が発行している月刊誌の名前である。1979年に創設され、ミシガン州デトロイトとニューヨーク州ブルックリンに事務所を持つ。本やパンフレットを出版し、労働運動活動家の大会を2年に1度開催し、様々な労働問題に関する地域的なワークショップや労働学校を運営している。6人の専従スタッフの他に多様な労働組合や組織から選ばれた23人の政策委員会により運営されている。
レイバー・ノーツは、現在では、ウェブサイトが中心的な媒体となっている。
http://www.labornotes.org/

2.労働運動に運動を取り戻す
月刊誌レイバー・ノーツの毎号の奥付には自らの性格と任務が簡潔に記載されている。「レイバー・ノーツは “労働運動に運動を取り戻そう”としている労働運動活動家の声である。」(中略)その具体的な方法は「職場での組織化、譲歩と闘う攻撃的な戦略、そして民主的で組合員中心の労働組合を広める」ことである。つまり、下からの組合員自らの運動を展開することである。さらにレイバー・ノーツは「より強い労働運動を作るために、異なる労働組合、労働者センター、民族、産業や国の労働者の間のつながりを強化することを推し進めてきた。」

アメリカの労働組合運動で支配的なビジネス・ユニオニズムを口だけで、あるいは外から批判するのでなく、中から下から作り変えていく。そのためにはコーカスと呼ばれる組合内組織を結成し、執行部を担い、作り変えを積み重ねることにより、レイバー・ノーツ潮流は成長し、力をつけて行った。レイバー・ノーツ自体がアメリカ労働運動全体の中の一つの改革派コーカスである、と言ってもよいだろう。

3.アメリカ労働運動の中での位置
1960年代から70年代にかけてのベトナム反戦運動などの様々な進歩的社会運動の影響を受けて、労働組合運動の活性化を目指した人々によってレイバー・ノーツは出発した。小さな運動として始まったが、80年代に労働組合運動が退潮するなかでも地道に職場から、下からの運動と活動家づくりを積み重ねてきた。全米自動車労組、チームスターズ労組、教員組合など各ローカルで執行部を担い、さらに本部段階でも影響力を持つに至っている。AFL-CIOの中で職場からの変革を目指す勢力であり、2014年の大会にはAFL-CIO副会長のテフレ・ゲブレが参加した。また都市交通労組(ATU)やアメリカ郵便労組(APWU)の委員長も大会で発言している。
レイバー・ノーツは労働組合に結集していない、できない労働者の組織化でも大きな役割を果たしており、2014年の大会に平行して労働者センターの全国交流会が初めて開催された。また排他的交渉権を得た組合のない職場でも労働組合運動を展開する少数派組合運動の推進者でもある。
AFL-CIOの教育研究組織であった全国労働大学NLCが2014年に閉鎖された現在、労働組合活動家の全国的な教育・交流ネットワークとしてLabor Notesの役割は一層重要なものになってきている。

4.トラブルメーカーズ
Labor Notesは自らを誇りを持ってトラブルメーカーズと自称している。職場活動家は会社側から見れば「厄介者」でなければならない、という自負を表現している。職場で苦闘している数多くの活動家の経験をまとめ、次に続く人たちへの手引きとして出版した。それが、1991年に出版された『トラブルメーカーズ・ハンドブック1』と2005年に出版された『トラブルメーカーズ・ハンドブック2』の2冊である。
さらに、この2冊を踏まえて、組合活動家育成のための参加型ワークショップの手引きとして『オルグの成功の秘訣 Secrets of a Successful Organizer』を2016年に発行した。具体的な体験に基づいて47の秘訣を教えている。
また2006年からは「トラブルメーカー学校」を米国各地で開催している。小規模だが「レイバー・ノーツ大会と同じ目標と形態を持っている。労働組合、ワーカー・センター、地域団体の活動家、一般労働者を結集し、意見と手法を交流し、ネットワークを形成している。」この半日あるいは一日の教育講座は、昨年、ニューヨーク、サンフランシスコ、ポートランドなど7ヶ所で開催され、今年の11月に日本での開催が予定されている。

※ もっとレイバー・ノーツについて知りたい方は以下の資料を参照して下さい。
▼マット・ノイズ 「トラブル・メーカーズ・ハンドブック入門」
http://www.fair-labor.soc.hit-u.ac.jp/rh-junpo/130325.pdf

▼山崎精一「レイバー・ノーツ大会とシカゴ教員ストライキ」
http://www.fair-labor.soc.hit-u.ac.jp/rh-junpo/160625.pdf

10/21(土)開催の「反貧困全国集会2017」のボランティア募集!

  • 2017年10月05日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:お知らせ


◇◆◇イベントボランティア募集◇◆◇

10月21日(土)「反貧困全国集会2017」にて、イベントの運営をお手伝いしていただけるボランティアを募集します。

ボランティアが初めての方もそうでない方も、一人でもグループでも、どなたでも大歓迎です。ぜひご協力ください!

「反貧困ネットワーク10周年記念全国集会 さらば貧困!希望と連帯の社会めざして」
日時:2017年10月21日(土)10:30~16:30
場所:田町交通ビル6階ホール(東京都港区芝浦3-2-22)
アクセス:JR田町駅「芝浦口」徒歩3分/都営三田線・浅草線三田駅A4出口より徒歩5分
参加費:無料
主催:反貧困全国集会2017実行委員会
http://antipoverty-network.org/archives/3042

<イベント運営ボランティア>
◇当日の集合時間 9:00
◇集合場所 田町交通ビル6階に集合

【参加方法】
★Eメールで事前にお申し込みください。office@antipoverty-network.org
★ボランティアにきていただいた方には、集会報告集、反貧困グッズのお土産をご用意させていただいています。
★当日の昼食は各自でご用意ください。
★一部参加も可能です。ボランティア可能な時間帯を明記していただけると助かります。

【問い合わせ】反貧困ネットワーク
〒113-0023 東京都文京区向丘1-7-8 コミュニティー・スペース「ほのぼの」内

E-mailoffice@antipoverty-network.org

「認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」さんからの投稿

  • 2017年10月04日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:お知らせ

もやいオリジナルTシャツを期間限定で販売することになりました。
売り上げの一部が寄付になるほか、SNSでのシェアでも寄付になります。

【10月2日から一週間限定】住まいを失った生活困窮者をチャリティーアイテムで購入で支援。〈もやい〉が『JAMMIN』とコラボしたオリジナルTシャツを販売します!

このたび〈もやい〉では、京都発のチャリティー専門ファッションブランド『JAMMIN(ジャミン)』 http://jammin.co.jp
とコラボし、チャリティー付きのアイテムを製作。「10月2日(月)から10月8日(日)」まで、JAMMINのウェブサイトにて1週間限定で販売いたします!
こちらを購入いただくと、1アイテムにつき700円がチャリティーとして寄附されます。
この収益は、〈もやい〉へ相談に来た方たちに提供する一泊分の宿泊費や食費となります。

●オリジナルグッズの購入はこちらから。ラインナップさまざまです!
https://jammin.co.jp/shop/

デザインのテーマは「もやい結びでつながれた小舟」。つながってもいられるけど、時には離れることもできる、自立した、自由な人間のつながりを表現しました。
“Living together”とは、「認め合い、一緒に生きていこうよ」という思いが込められたメッセージです。
色やサイズは白だけではなく、さまざまに展開。Tシャツだけでなく、トレーナーやパーカーもご用意致します。

●〈もやい〉の活動と思いを語った大西連インタビューはこちらから。
https://jammin.co.jp/charity_list/171002-moyai/

もやいとしても初めての試みで、普通に支援したりボランティア参加したりすることはハードルが高くとも、こういう形だと参加しやすい方もいるんじゃないかと考えています。
上記のインタビューページ→ https://jammin.co.jp/charity_list/171002-moyai/
をFacebook&Twitterでシェアしていただけるだけで、1シェアにつき10円が寄附されます。

ぜひページシェアだけでもありがたいので、一度上記ページをご一読ください!
何卒よろしくお願い申し上げます。

認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい
http://www.npomoyai.or.jp/

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