私たちは広がる“貧困”に、もうガマンできません。

公開講座「サプライチェーンの労働問題を考えるーユニクロの下請労働者がインドネシアから補償を求めて来日ー」のお知らせ

  • 2018年09月15日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:お知らせ

公開講座
サプライチェーンの労働問題を考えるーユニクロの下請労働者がインドネシアから補償を求めて来日ー

日時:2018年10月13日(土)14:00~17:00(13:30開場)
場所:明治大学駿河台キャンパス・アカデミーコモン8階308F
地図 https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

報告(通訳つき) 
ソ・ション(CCCEA-クリーン・クローズ・キャンペーン東アジアコーディネーター)
テディ・プトラ(ジャバ・ガーミンド労組委員長):JG労働者に何がおきたか
ワーミ(JG女性労働者):女性労働者からの声
ムチャマド・ダリズマン(WRCインドネシアスタッフ):インドネシアにおけるサプライチェーン労働者の現実
イロナ・ケリー(クリーン・クローズ・キャンペーン・CCC国際事務局):世界のサプライチェーンとCCCの活動
遠野はるひ(CCC東アジア運営委員):日本で何ができるか
共催:明治大学労働教育メディア研究センター/ サプライチェーンを考えるネットワーク
参加費:無料
参加申込み:資料準備の都合で、参加を希望される方は、10月11日までに下記連絡先までご一報下さい。
連絡先:明治大学労働教育メディア研究センター
    メール:labored(at)meiji.ac.jp  (at)を半角の@に置き換えて下さい。

10月7日から14日に、インドネシアのユニクロの下請会社であったジャバ・ガーミンド(JG)社の労働者と支援団体のスタッフが来日します。JG社は、ユニクロからの生産委託が打ち切られて倒産。労働者たちは一部賃金と退職金が支払われないまま解雇されています。労働者たちは、未払い賃金・退職金を求め、ユニクロの社会的責任を追及して闘っています。

本講座においては、労働者の訴えを聞き、サプライチェーン(下請企業)における労働問題を知り、ユニクロなどの多国籍企業の社会的責任や日本で私たちに何ができるかを考えていきたいと思います。

ご関心あるみなさんのご参加を呼びかけます。

「1型糖尿病障害年金裁判傍聴支援」のお願い

  • 2018年09月12日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:お知らせ

◆1型糖尿病障害年金裁判傍聴支援のお願い

1型糖尿病の当事者の西田えみ子さんが、国がした障害年金不支給処分に対して、この処分が違法であるとして取消しを求める裁判の第1回口頭弁論期日が決まりました。詳しくは、下記の「弁護士ドットコムNEWS」の記事をご参照ください。
〇弁護士ドットコムNEWS:1型糖尿病の女性患者「障害年金」支給求めて提訴、「国や行政は病気を理解していない」
https://www.bengo4.com/other/n_8288/
傍聴支援をよろしくお願いします!!

☆日時:12月12日(水)11時から11時半
★場所:東京地方裁判所103号法廷(大法廷)
※当日は横断幕をもって入庁行動、午後は弁護団の報告会をする予定です。

1型糖尿病の女性患者「障害年金」支給求めて提訴、「国や行政は病気を理解していない」(弁護士ドットコムニュース)

血糖値を下げるホルモン「インスリン」が体内で作れない1型糖尿病の女性患者が、障害基礎年金の不支給処分の取り消しを求めて7月27日、東京地裁に提訴した。1型糖尿病患者が、障害基礎年金の支給を求め提訴するのは初めてという。
提訴後に東京・霞が関の司法記者クラブで開いた会見で、原告の西田えみ子さん(47)は「1型糖尿病は国や行政に理解されていないというのが率直な気持ち。訴訟を通じておかしいと思うことや不安に思うことを訴えていきたい」と話した。
「受給可能性を排除する認定基準は違法」と主張
訴状などによると、西田さんは2017年2月、障害年金1級または2級に該当するとして障害基礎年金の申請を行なったが、同年3月に「該当しない」として不支給の決定を受けた。同年7月には不服を申し立てる審査請求を行なったが、今年1月末に却下された。
障害基礎年金は国の基準で障害等級1級、2級を対象に支給される。糖尿病に関する認定基準は、3級の基準しか明確に定めておらず、1級または2級に該当する具体的な判断基準は「症状、検査成績及び具体的な日常生活状況等によっては、さらに上位等級に認定する」としか規定されておらず、原告側は「明確性を欠いている」と主張。
また、「てんかん」の認定基準は、意識障害が月1回以上生じるなどの症状があれば障害年金1級、年2回以上ある場合は2級に該当するといった基準がある。西田さんは年20回ほど意識障害を起こしており、「当事者の意識がないまま意識障害を起こす点で、同じ障害の状態を示すのにも関わらず、糖尿病の認定基準では不支給となるのは不公平で明らかに不合理」としている。
弁護団の藤谷優子弁護士は「1型糖尿病の当事者の障害基礎年金の受給可能性を排除する認定基準は違法で、西田さんの障害の状態は2級相当といえる」と話した。
体調安定せず、医療費は自己負担
1型糖尿病は、運動不足や肥満など生活習慣が影響すると言われている2型糖尿病とは異なり、小児期に発症することが多い病気。患者は体内でインスリンを作り出すことができないため、注射やポンプなどで日常的にインスリンを体外から投与し、血糖値を管理し続ける必要がある。そのコントロールは難しく、高血糖と低血糖を繰り返し体調が安定しないことも多いが、根本的な治療法は見つかっていない。
西田さんは、幼稚園年長の頃に1型糖尿病を発症。体調が悪い日は、月に数回は極度の低血糖状態になり、意識障害を起こす。現在はNPO法人の相談員を務めているが、軽い低血糖状態は毎日あり「1日の中でも何回もあるし、何時間も続くときもある。なんの作業もできず、症状自体がとても辛い」と話す。また、月に2万円強かかるインスリン注射代も自己負担だ。
昨年11月には、関西在住の1型糖尿病患者が、それまで受けてきた障害年金の支給を打ち切られたとして、打ち切り処分の取り消しを求める訴訟を大阪地裁に起こしている。

「社会運動ユニオニズム研究会」さんからの投稿

  • 2018年09月10日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:お知らせ

第79回社会運動ユニオニズム研究会 韓国非正規労働センターとの交流会

◆日時:2018年10月8日(月・休日)13時00分~15時30分
◆場所:明治大学駿河台キャンパス・グローバルフロント2階4021教室
地図 http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

◆テーマ:韓国の非正規労働の実態と解決のための取り組み
◆報告:韓国非正規労働センター所長 イ・ナムシンさん(通訳あり)
◆参加費無料
※資料準備の関係で、ご参加いただける方は、お名前、ご所属(任意)を、10月7日(日)までに、labornow(アット)jca.apc.org(アットを@に置き換えて送信下さい)にお知らせください。
◆主催 法政大学大学院フェアレイバー研究所、明治大学労働教育メディア研究センター、Labor Now

「韓国非正規労働センター」は「非正規労働者の声を韓国社会に伝える」ことを目的として、2000年に結成された労働NGOです。主に、非正規雇用の問題をイシュー化するための基礎情報、相談内容を提供し、政策案を提供するなど、専門的知見とデータを有する団体としての役割を果たしてきています。
イさんは、ドキュメンタリー映画「外泊」で話題となったイランド・ホームエバーの座り込みの当時、イランド一般労働組合の副委員長を担った経歴を持っています。その後、韓国非正規労働センターなどの活動を通じて非正規労働運動をリードしてきました。2015年からは、非正規労働者を代表する労働者委員の一人として、最低賃金委員会の審議に参加しています。

当日は、イさんからは韓国における非正規労働者の実態とこれに対応してきた運動の取り組みについて、お話して頂きます。
当日、夜に帰国されるため、短時間の開催となりますが、イさんからの報告を受けて、しっかり交流をしたいと思いますので、ご参加をお願いします。多くの方のご参加をお待ちしています。

社会運動ユニオニズム研究会のサイト
https://socialmovementunionism.blogspot.com/

「反貧困ネットワーク・京都」さんからの投稿

  • 2018年09月06日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:お知らせ

反貧困ネットワーク京都 2018年度シンポジウム
「生活困窮社会における住宅問題を考える~わたし、断られました!~」

日時:2018年9月29日(土)13:30~16:30(開場13:00)
場所:京都市地域・多文化交流ネットワークセンター内 地域集会所および希望の家
   京都市南区東九条東岩本町31
http://www.kyotonetworksalon.jp/access/access.html
定員:100名(事前申込不要・参加費無料)

昨年、住宅セーフティネット法が改正され、低額所得者等の賃貸住宅の利用を促進するための施策が拡充されました。
また、今年1月、総務省が、公営住宅の保証人の確保に関する実態把握等に関する勧告を出しました。さらに、今年6月の生活困窮者自立支援法の改正では、生活困窮者に対する居住支援の施策が拡充されることになりました。このような動向を踏まえ、生活困窮者の住まいや生活支援の現状を確認し、今後の課題を広く一緒に考えます。


〇基調報告:石川久仁子さん(大阪人間科学大学社会福祉学科准教授)
      「生活困窮社会の住宅セーフティネットを考える」
〇京都府の取り組み報告:京都府建設交通部住宅課
〇体験報告:日本自立生活センター(JCIL)
〇パネルディスカッション コーディネーター 石川久仁子さん
 觜本 郁さん 特定非営利活動法人 神戸の冬を支える会
 長谷川幹さん 公益財団法人 ソーシャルサービス協会ワークセンター
 山口聡子さん たてものがかり

詳しいチラシは以下
http://antipoverty-network.org/wp-content/uploads/2018/09/ceaab05b2406e6aab0cdbf87b00e1c1a.pdf

主催:反貧困ネットワーク京都
〒604-0883 京都市中京区間之町通夷川上る楠町601番地3 楠町ビル3階 つくし法律事務所
Tel:075-241-2244 / Fax:075-241-1661
連絡先:075-241-2244(つくし法律事務所内 担当舟木)

「貧困ジャーナリズム大賞2018」の授賞式&シンポジウムの知らせ


「貧困ジャーナリズム大賞2018」の授賞式&シンポジウムの知らせ
「貧困」に関する報道の分野でめざましい活躍をみせ、世間の理解を促すことに貢献したジャーナリストたちを顕彰します。日本社会が抱える貧困の問題において、隠されていた真実を白日の下にさらしたスクープ報道、綿密な取材で社会構造の欠陥や政策の不備を訴えた調査報道、地道な努力で問題を訴え続けた継続報道などが対象です。取材される側である当事者や専門家の側から見た報道の評価を年に1度、社会に示したいと思っています。

下記要領で行います。どなたも参加できますのでスケジュールに入れたいただけるとありがたいです。

日時:9月18日(火)19:00~21:00
会場:文京シビックセンター 区民会議室 5階会議室C (東京都文京区春日1‐16‐21)
〇東京メトロ後楽園駅・丸ノ内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分
〇都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分
〇JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分
内容:19:00~19:30 授賞式
   19:30~21:00 シンポジウム(昨年のシンポジウムのタイトルは”~世代間対立を超えて~”。今年は未定)
    パネリストは、「貧困ジャーナリズム大賞2018」受賞者および、貧困問題に詳しいジャーナリスト他
詳しい内容は以下のフライヤーでご確認ください
http://antipoverty-network.org/wp-content/uploads/2018/09/6afcb082c080a0c6e05a3afd3d396eaa.pdf    

問い合わせ先
反貧困ネットワーク(代表世話人:宇都宮 健児)
〒113-0023 東京都文京区向丘1-7-8 コミュニティスペース「ほのぼの」内
TEL/FAX: 080-6757-1573 E-mail: office@antipoverty-network.org



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