私たちは広がる“貧困”に、もうガマンできません。

反貧困映画祭<第2回>路上から選挙権と民主主義を考える


反貧困映画祭<第2回>路上から選挙権と民主主義を考える
「釜の住民票を返せ!」
私たちが人間として存在することとは、政治的に存在することそのものなのではないでしょうか。釜ヶ崎の労働者が選挙権を取り戻す闘いから、私たちの生そのものを民主主義という観点から考えてみませんか。
「釜の住民票を返せ!」
監督 金稔万
場所:スペースたんぽぽ
日時:12月13日(金)18:00開場
18:30~上映(50分)19:30~21:00 討論
入場:無料(予約不要。当日、直接会場へお越しください)
トーク・ゲスト:釜ヶ崎住民票裁判当事者・佐藤零郎さん他
主催:反貧困ネットワーク
〒113-0023 東京都文京区向丘1-7-8 コミュニティ・スペース「ほのぼの」内
TEL/FAX: 03-3812-3724  メールアドレス:office@antipoverty-network.org
URL:http://www.antipoverty-network.org/
< このプロジェクトは「2013年度 パルシステム東京市民活動助成基金」「連合・愛のカンパ」助成事業です>
2007年3月、大阪市西成区で釜ヶ崎解放会館に住民登録していた2088人の住民票を大阪市は職権で一斉に取り消しました。そのことをきっかけに、2007年4月の統一地方選の投票日をはじめに、毎年、選挙のあるたびに、
西成区の萩ノ茶屋投票所で選挙権回復の抗議行動が行われてきました。2011年の4月の統一地方選挙直前、投票を呼びかけた7人の仲間が逮捕されました。(前回の2010年の参院選の際の抗議行動が公務執行妨害にあたるとされ、そのうちの4人は「威力業務妨害」で起訴されました。現在、一審、二審で有罪が確定し、最高裁で係争中)
その一人が今回のゲスト佐藤零郎さんです。
本ドキュメンタリーは一連の出来事を通して、憲法によってすべての人に保障されている選挙権を奪われることの意味を問います。選挙権を奪われるということは、その人が政治的に存在することの否定に他ならないのではないか。出産、働き方、結婚など、生き方、身体のあり方までに政治が介入してくる社会において、政治的に存在しないことは、人間として存在が認められていないも同然なのではないか。
監督の金さん自身も在日コリアン2世で日本国籍を持たないがゆえに選挙権がありません。日雇い建設労働の現場で、野宿労働者や、職場で日本の通名を強要される外国人労働者との出会いを重ねてきた金さんは、政治的な表現手段を奪う社会のあり方が、人の尊厳を否定する社会に他ならないことを、この映画をとおして観る者に訴えます。

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