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「法政大学大学院フェアレイバー研究所」さんからの投稿

  • 2017年11月05日
  • 投稿者:反貧困ネットワーク
  • カテゴリー:お知らせ

法政大学大学院フェアレイバー研究所第1回公開講座のご案内
新自由主義時代における「変革」とは何か−現代フランスにおける格差・マイノリティ・労働

日  時:2017年12月2日(土)13:30-17:00
場  所:連合会館2階201会議室(御茶ノ水)
報  告:森千香子さん(一橋大学大学院法学研究科准教授)
コメント:田端博邦さん(東京大学名誉教授、法政大学フェアレイバー研究所特任研究員)
コメント:安田浩一さん(ジャーナリスト)

参加申込み・問合せ:資料準備の都合上、参加をご希望の方は11月30日までに下記アドレスまでご一報下さい。
hirohiko.takasu.45(at)hosei.ac.jp  (at)を@に置き換えて送信下さい。

一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センターを引き継いで、本年4月新たに設立されました法政大学大学院フェアレイバー研究所主催の公開講座のご案内です。

第1回公開講座では「新自由主義時代における『変革』とは何か−現代フランスにおける格差・マイノリティ・労働」をテーマに報告を受けて議論します。

今年春のフランス大統領選決選投票では、マクロンが新自由主義的な政策を行うであろうことを予見しつつも、「新自由主義的改革者のマクロンか、排外主義者のルペンか」という二者択一的のもとで前者を選択するという投票行動が「リペラル有権者」の間でみられました。そしてマクロンの当選後、使用者に明らかに有利な労働法改定が発表されるなか、フランスでは政府への抗議運動が展開され、マクロン大統領の支持率は急降下していいます。しかし、そうした中でも「新自由主義改革は断行されるが、排外主義は回避できた」との評価は未だに根強いです。新大統領の下での新自由主義的な経済・社会政策に(批判的なものを含めた)議論が集中しています。その一方、その移民・マイノリティ政策はどのように評価できるのでしょうか。

本公開講座では、森千香子さんから現フランス政府による社会経済政策と移民・マイノリティ政策を包括的に再検討し、両者がどのように連動しているのかを考察することを通して、フランス大統領選で典型的に見られた「新自由主義か排外主義か」というオルタナティブを問い直す視点から報告していただきます。田端博邦さんからは、他の先進国との比較や労使関係の視点から、安田浩一さんからは、移民に対する排外主義や日本との比較の視点からコメントをいただき、全体で議論します。

以  上

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